最近は中田敦彦さんのYouTube大学で米国株への投資動画が話題になったことから、アメリカ株への投資を検討されている方も多いのではないかと思います
アメリカ株への投資を行うには、株そのものの金額に加え、購入手数料/為替手数料が必要となります。購入手数料は昨今のアメリカ株ブームもあり、楽天証券・SBI証券・マネックス証券の大手ネット証券3社にそこまで差はなくなっています。
一方、為替手数料については、楽天証券/マネックス証券に比べ、SBI証券は住信SBネット銀行を使うことにより、為替手数料を6分の1以下に抑えることができます。この記事では、その手順を紹介していければと思います
住信SBIネット銀行で為替手数料を安く抑える方法
ざっくりとした流れとしては、①住信SBIネット銀行で日本円を米ドルに換金、②住信SBIネット銀行からSBI証券に米ドルを入金、この2段階の処理になります
①の住信SBIネット銀行での換金方法については、2パターンあり、それぞれの為替手数料(スプレッド)は下記の通りです
【参考情報】 証券口座の手数料 | パターン1 住信SBIネット銀行 外貨預金 | パターン2 住信SBIネット銀行 外貨積立 | 【補足情報】 SBI FXα | |
為替手数料 (スプレッド) | 25銭/1米ドル | 4銭/1米ドル | 2銭/1米ドル | 0.2銭/1米ドル |
制約事項 | なし | なし | なし | 取引単位が 1万米ドル |
補足情報の「SBI FXα」はSBI証券のFX口座で、為替手数料が格段に安くなっていますが、最低1万米ドル(約107万円/1ドル107円の場合)となっており、まとまった資金があり、その資金でアメリカ株の買付を検討している人は試してみてもいいかと思います。ただ、毎月の積立や1万米ドル未満の買付を検討されている方はパターン1か2のどちらかで米ドルを買付するのがいいかと思います
今回はパターン1の住信SBIネット銀行の外貨預金を使う手順をご紹介したいと思います
住信SBIネット銀行を使った米ドルの買付方法
まずは住信SBIネット銀行の外貨預金でドルを買付する方法を説明いたします
住信SBIネット証券にログインするとトップ画面が表示されますので、「外貨普通預金」をクリック(もちろんですが、事前に普通預金に入金お願いいたしますw)
外貨預金で取り扱っている通貨とリアルタイムの為替レートが表示されます。為替レートはリアルタイムで変わりますが、ガン無視で「買付」ボタンをクリックしましょう!
(FXやっている時はレバレッッジを掛けているので、数銭動くとかなり影響されますが、単純に両替するのであれば、そこまで影響はされません)
①円の出金口座を選択します。目的別口座を設定している方は気をつけて確認してください
②注文方法を選択します。注文方法は「リアルタイム」の他、「指値/複合指値(IFD)/複合指値(OCO)/ウィークエンド」があります。平日は「リアルタイム」土日は「ウィークエンド」を選択すればいいと思います。各注文方法の説明は下記リンクを貼っておきます
③買付金額を「円指定/米ドル指定」から選びます。円指定の場合は指定した金額の円を全額米ドルに、米ドル指定の場合は指定した米ドル買付に必要な金額が出金元口座から差し引かれます
④③で指定した円またはドルの金額を入力
住信SBIネット銀行のWEB取引パスワードを入力。「確認する」をクリック
確認画面が表示されるので、制限時間(10秒)内に「確定する」をクリック
買付内容が表示されますので、内容を確認
最後に「残高照会」のメニューから保有している米ドルをメモすれば住信SBIネット証券での作業は完了です。続いて、SBI証券での作業の説明をいたします
SBI証券への米ドル入金方法
まずはSBI証券へログインし、「入出金・振替」の「外貨入出金」を選択します
①通貨「米ドル」を選択
②入金金額を入力
③SBI証券の取引パスワードを入力
④「振込指示確認」ボタンをクリック
住信SBIネット銀行の「即時決済サービス ログイン」画面が表示されますので、住信SBIネット銀行へチェックを入れます
①住信SBIネット銀行の「ユーザーネーム」を入力
②住信SBIネット銀行の「WEBログインパスワード」を入力
③「ログイン」ボタンをクリック
確認画面が表示されますので、内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れ、住信SBIネット銀行のWEB取引パスワードを入力し、「確定する」をクリック
これで米ドルの入金完了です!あとはSBI証券の外国株式取引から外貨決済で注文するだけです!
ちなみにこれがSBI証券のアメリカ株買付画面ですが、下記赤枠の「外貨決済」を選択すれば米ドルを使って決済することができます!
以上です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
SBI証券はちょっと癖がある画面になっているので、少し使い勝手がイマイチですが、手続き自体は非常に簡単な処理になっています
特に定期的にアメリカ株やアメリカに上場しているETFの買付を行う際には、少しでもコストを抑える為に使えるのではないかと思いますので、参考にしていただければと思います
それでは、GOOD LUCK!!
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